大和ハウスグループの大和リース株式会社は1月10日、沖永良部島内の鹿児島県大島郡和泊町で、公民連携による公共施設整備「和泊町(わどまりちょう)新庁舎建設事業」の起工式を1月11日に行う、と発表した。
和泊町庁舎は、築60年以上経過し建物が老朽化したため、新たに建て替える。
和泊町は、2016年6月民間資金とノウハウを活用し、公共サービスの提供を民間主導で行うPFI(Private Finance Initiative)的手法であるBTO(Build Transfer and Operate)方式による公募型プロポーザルで、「和泊町新庁舎建設事業」の事業者を募集した。
大和リースは事業者として選定され、大和リースグループの代表企業として特別目的会社「わどまり結(ゆい)ファシリティーズ株式会社」を設立した。
わどまり結ファシリティーズは資本金1000万円、資本構成は大和リース44%、株式会社電工33%、株式会社渡辺組10%、日本コムシス株式会社13%である。
和泊町新庁舎は、敷地面積10,825.86平方m、延床面積3,634.48平方m、鉄筋コンクリート造の3階建となる。
大和リースグループの構成員として、建設は株式会社渡辺組、設備工事は株式会社九電工、建設・通信工事は日本コムシス株式会社が担当する。
また、協力企業として、設計・工事監理を株式会社畠中設計、維持管理を日本管財株式会社、建設を株式会社新協が請け負う。
建設工事は、2019年3月末に完了予定とのこと。
施設の完成後、所有権は自治体に譲渡する。管理・運営は、15年間大和リースグループが継続する。契約額は、約15.9億円。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大和リース株式会社のニュースリリース
http://www.daiwalease.co.jp/press/180110wadomari.pdf