筑波技術研究所の整備計画スタート
戸田建設は5月25日、茨城県つくば市の「筑波技術研究所」の新整備計画に着手したと発表した。
新整備計画では第1弾として「環境技術実証棟の建設」にとりかかり、来年度以降から「大型実験棟の拡張」、「施工実験棟の建設 」、「開発技術の体感紹介スペースの設置」を実施。
省エネルギー化、利用者の生産性向上、巨大地震への備えといった建設ニーズに応えるための施設を増強する。
本社建て替え工事に、実証棟の成果を反映
新整備計画の第1弾となる「環境技術実証棟」は、延床面積724.72平米、2階建ての鉄筋コンクリート造の実験施設。2017年3月に完成の予定だ。
戸田建設は京橋一丁目東地区に所在する本社立て替え工事に当たり、行政機関と調整を進め、東京都の「都市再生特別地区の都市計画」の決定を受けた。
この計画では、利用者の快適性と利便性を保ちつつ、再生可能エネルギーの活用など環境に配慮した建物が求められる。
都市計画で求められる環境性能を確保するため、環境技術実証棟で外装形状や温熱環境の制御などの検証を行い、検証結果を踏まえながらZEB実現に向けた技術検証をすすめていく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
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戸田建設株式会社のプレスリリース
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