ラス下地とは

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ラス下地

ラス下地とは、木造建物の外壁などに用いられる下地の種類のひとつである。合板などの下地板の上に防水紙を貼り、その上にメタルラス(金属製の薄板に一定の間隔で切れ目を入れ伸ばしたもの)や、ワイヤーラス(針金を編んだ金網)などの金網状のものを張って、モルタルを塗って仕上げる。モルタルの付きを良くするための方法で、「ラスモルタル」とも言われる。
※合板…薄く切った板を重ねて接着した木質ボードのことである。 ベニヤ板と呼ばれることも多い。
モルタル…砂とセメントと水を練り混ぜて作る建築材料のことである。

ラス下地は、ホッチキスやピンなどの簡単な接合具で下地に留められているため、下地の腐食などによって装着力が低下していかないように、施工仕様書を厳守する必要がある。

■その他の下地の種類
・合板下地
7.5mm厚の合板を高品質の接着剤で貼り合わせたもので、建物の構造強度と耐水性、防虫効果が施されている。合板の表面を特殊防水皮膜で覆い、その表面に特殊セメント凸凹層を施しており、「ノンラス工法」とも言われる。合板の接合部分はひび割れがおきやすいので、適切な処理が必要である。

・木質セメント板下地
木質セメント板は、間伐材、合板・製材工場から発生する残材、建築解体木材などを圧縮成形した板のことである。第2次世界大戦中には、ラスの代わりとして用いられてきた。付着力がよいため、1回の塗りで平滑に仕上がり、吸音・断熱・防火性に優れている。しかし、モルタルの乾燥収縮が大きいために、板の継ぎ目などには、メタルラスなどを張り、補強して目地割れを防ぐ処置をする必要がある。

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