セメントとは

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セメント

セメントとは、モルタルやコンクリートの原料となる粉で、アスファルト・石膏・石灰などを焼き固めたものを砕いてつくる。水や液剤と混ぜることによって硬化・強化するという特徴を持つ。
アスファルトなどを焼き固めたものをクリンカーという。

セメントは、空気に触れると凝縮力が落ち、硬化しなくなる(硬化しても強度が落ちる)という欠点がある。この状態を、建築用語で「風邪をひく」という。そのため、1度封を切ったセメントはなるべく早く使い切る必要がある。
開封前であっても、セメントは風通しの無い所、もしくは空気の通りが少ない所に保存すべきである。

セメントは、原材料の違いによって以下の3種類に大別される。

・ポルトランドセメント
最も一般的なセメント。石灰や粘土によってできている。一般土木建築のコンクリート工事で幅広く使用される。

・混合セメント
ポルトランドセメントに、目的に応じた材料を加えて混ぜ合わせたセメント
例:高炉セメント…ポルトランドセメントに、製鉄所から取れる高炉スラグ(製錬時に出る鉱石のくず)を加えたセメント。海水・化学物質への抵抗性が優れているため、港湾やダムなどの工事に使用される。

・特殊セメント
ポルトランドセメントを使わないセメント。ポルトランドセメントや混合セメントにない特徴を持っている。
例:アルミナセメント…ボーキサイト(アルミニウムの原料)と石灰石を混ぜ合わせて作られたセメント。練ってから強化するまでの時間が短く、耐火性と耐酸性に優れているため、緊急工事や寒冷地、化学工場の建設工事などに用いられる。

■注意点
セメントは、目・鼻・皮膚に対して刺激性がある。これは、水とセメントが接したときに水酸化カルシウムが生じ、アルカリ性を示すためである。
セメントが長時間体に付着したままだと、皮膚や角膜、鼻の粘膜が炎症を起こすため、使用後には必ず付着した可能性のある部位を水洗いしなくてはならない。

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