ブリージングとは

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ブリージング

ブリージングは、コンクリートの混練(こんれん)の際に使用した水が、打設(だせつ)後に砂やセメント骨材など重いものが沈下することにより分離して浮き上がる現象のことを指す。
この水はブリージング水と呼ばれ、コンクリートに混ぜる水の量が多いほど発生しやすい。
※混練…複数の異なる材料を混ぜてよく練り合わせること。
打設…コンクリートを流し込むこと。

ブリージングがもたらす悪影響
・コンクリートの表面が沈下してしまう。
・コンクリートと鉄筋の付着力を低下させる。
・コンクリートの水密性の低下を招く。
※水密性…水の浸入または透過(通り抜けること)に対する抵抗性

■対策に用いるコンクリート混和剤の種類とその特徴
・AE剤…微細な空気泡をコンクリートに含ませて、コンクリートのワーカビリティーと耐久性を向上させる。
・減水剤…セメント粒子を分散させ水との接触面積を増やすことで、ワーカビリティーを良好にするほか強度を減らすことなく水を減少させることができる。
※混和剤…コンクリートが硬化した際の品質を改善するため、混練状態のときに添加する化学調合添加剤。
※ワーカビリティー…施工軟度(せこうなんど)とも呼ばれる。コンクリートの打ち込みや締め固め、仕上げなどの施工難易度を表すコンクリートの性質のこと。

上記のAE剤と減水剤の両方の効果を持つAE減水剤という混和剤や、さらにこのAE減水剤よりも高い減水性能を持つ高性能AE減水剤もある。

また、ブリージング水の中に含まれている微細な物質の成分が乾燥してコンクリートの表面で固まったものをレイタンスと呼ぶ。
レイタンスはコンクリートの打継ぎ部分(柱や壁となる場所)に不必要な膜を形成するので、取り除いてから次の柱や壁を打設しないと前のコンクリートと一体化しなくなってしまう。

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