RC工法
RC工法とは鉄筋コンクリート造の別称で、鉄筋とコンクリートを組み合わせて躯体をつくる建築工法。構造には柱と梁で建物を組み立てたラーメン構造と、壁を組み立てて建物をつくる壁式構造の2種類がある。
■RC工法の手順
・現場で鉄筋を組み立て、枠組みを作る。
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・枠組みに合板製(木質ボード)の型枠をはめ込む。
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・型枠にコンクリートを流し込み、躯体をつくる。
■RC工法のメリット
・耐久性、耐火性、耐震性、遮音性に優れている。
・設計の自由度が高い。
・気密性と断熱性が優れており、省エネ効果がある。
■RC工法のデメリット
・建築費が高い。
・躯体が重いため、地盤が強固な場所でないと建築が難しい。
・気密性が高いため、結露が起きやすい。