福岡県行橋市の跡地活用事業の方針
福岡県行橋市は、跡地活用事業の実施方針を今月末または8月上旬に公表する予定。公表内容は、正式な事業手法や今後のスケジュールなどだ。施設整備の内容には大幅な変更はないもよう。
本事業の詳細
この事業は、JR行橋駅東側地域の活性化を図るために、民間活力を取り入れ、市が取得した結婚式場跡地「旧ミラモーレ跡地」(大橋、敷地面積約3000平方メートル)に図書館を中心とした複合施設を建設するというもの。
複合施設は図書館のほかに、交流スペースや行政窓口、情報発信コーナー、託児所、視聴覚コーナー、学習セミナールームなどを建設する予定だ。現在は貸しギャラリーとして一般公開している行橋赤レンガ館(旧百三十銀行行橋支店)とその周辺も一体的に整備する。
実施方針で明らかにされることの1つは、事業手法に透明性や公平性などの観点からBTO(設計・建設、移管、維持管理・運営)方式のPFIに見直すこと。当初、維持管理期間15~20年程度のDBO方式を想定していた。
事業者選定について
事業者選定手続きに移行する場合、9月補正予算に債務負担行為を盛り込み、予算可決後に事業者を公募、本年度中の民間事業者選定を目標としている。また、アドバイザリー業務は建設技術研究所が担当する。
▼外部リンク
福岡県行橋市公式サイト
http://www.city.yukuhashi.fukuoka.jp/
都市再生整備計画 – 行橋市
http://www.city.yukuhashi.lg.jp/doc/