開発援助(ODA)案件として受注
JFEエンジニアリングは、1月14日、東洋建設との共同企業体で、ミャンマー国ティラワ経済特別区の「ティラワ地区インフラ開発事業ヤンゴン港拡張工事(フェーズI)」を、ミャンマー港湾公社より受注したことを発表した。
なお、この案件は、日本政府がJICAを通じて供与する有償資金協力(円借款)を通じて実施。今回の受注では、同社の、ミャンマー国における長きにわたる鋼製橋梁建設等が、高く評価されたとしている。
受注概要
今回の工事では、流速が早く、かつ干満差の大きな条件下での難易度の高い鋼管杭打設等、日本の高い土木技術が要求されている。
同社は、今回、水深10メートル、延長400メートルの鋼製ジャケット式桟橋工事を受注。ジャケット式桟橋工法構造では、工期短縮を可能にすることが特徴で、工期は915日の予定だ。
経済発展に貢献
ミャンマー国では、民主化の進展に伴う経済発展に伴い、インフラ整備が喫緊の課題として挙げられている。
同社は、今後も同国の橋梁、桟橋などの港湾施設をはじめ、上・下水プラントや廃棄物発電プラントなど、様々なインフラ事業を推進することで、同国の経済発展に貢献していく方針である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2016/
東洋建設 トピックス
http://www.toyo-const.co.jp/topics-6260