BOO方式にて
三井物産株式会社は3月23日、サウジアラビアの電力事業会社ACWA Power及びオマーン国Dhofar International Development and Investment Holding Co.と共同で、昨年10月28日にオマーン国営電力・水公社であるOman Power and Water Procurement Company SAOCが実施した「Salalah-2発電事業」の入札に参加し、事業権を受注したと発表した。
同事業は、BOO方式にて発電所の建設・保守・運営を行うものである。
同社はオマーン国南部のSalalah工業地区に出力400MWの天然ガス焚複合火力発電プラントを建設し、出力273MWの既存Dhofar発電プラントを買収し、両発電プラントの操業・運転、売電を行い、2018年1月の商業運転開始を予定している。
陸上油・ガス田生産に続く
同社はこれまでにもオマーン国での陸上油・ガス田生産・開発プロジェクト、オマーンLNGプロジェクトに参画している。
今回の事業参画は発電事業に対する初めての出資参画となるもので、同社の海外発電事業で培った豊富な事業運営ノウハウ及びオマーンでの事業実績を活かし、事業の円滑な開発・運営に貢献する。
また、同社は、電力をインフラ分野における重点事業領域の一つと位置付け、引続き積極的に優良案件の受注を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三井物産株式会社 ニュースリリース
http://www.mitsui.com/jp/ja/