旧新日鐵住金の社有地に、高機能物流施設を建設
新日鉄住金エンジニアリングは2月12日、柳プロパティーズより、大型物流施設の建設工事を受注したと発表した。柳プロパティーズは伊藤忠商事とMapletree Groupの共同事業会社である。
建設場所は大阪府堺市の旧新日鐵住金の社有地。阪神高速4号湾岸線、三宝ICのすぐ近くに位置し、多様な物流ニーズに対応できる有利な立地だ。
新たに建設する施設は鉄骨造地上4階建ての、「(仮称)堺物流センター」。床面積は約12万5000平米。各階にトラックバース、両サイドにはランプウェイを配置するマルチテナント型の施設だ。
建築・鋼構造事業部が設計・施工を請け負い、2016年7月の完成を目指す。
独自の技術を生かし、低コストで高機能な設計を実現
新日鉄住金エンジニアリングは鋼構造が得意分野。構造躯体に大きく依存する大型物流施設の設計・施行で実績を積んできた。
設計に際しては独自の構造設計を活用し、地震エネルギーを効率よく吸収する制振用ダンパー約400本使用。耐震構造並みの制振構造を有する施設を、低コストで実現した。
(画像はニュースリリースより)
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日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)