大型物流施設の建設工事を開始
新日鉄住金エンジニアリングは、2月5日、千葉県野田市において、大型物流施設「(仮称)野田物流センター」の建設工事に着手したことを発表した。
なお、伊藤忠商事とMapletree Groupの共同事業会社である欅プロパティーズより施工と設計を受注。
今回の受注を含め、この分野における受注実績は33件、総延べ床面積で150万平方メートルを超えることとなる。
施設の概要
「(仮称)野田物流センター」は、鉄骨造地上4階建て、床面積約74,000平方メートル。マルチテナント型として、1~3階にトラックバースと片側にランプウェイを備える計画だ。
設計では、独自の構造設計も用い、地震エネルギー吸収能力の高い制振用ダンパーを約180本使用。耐震構造並みの低コストで高品質な制振構造を実現するという。
なお、工期は13カ月、竣工は2016年2月を予定している。
重点営業対象は物流施設
新日鉄住金エンジニアリングは、鋼構造分野に大きな強みを持ち、特に構造躯体のウェイトが高い大型物流施設を得意としている。
今後も顧客ニーズに応えるべく、得意分野をいかし、ワンランク上の建物を短納期で安価に提供していく方針だ。
(画像はニュースリリースより)
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日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)