ムーアゲート駅そばの一等地にオフィスビル
鹿島建設は1月22日、英国法人のカジマ・ヨーロッパがロンドンのオフィスビル「55 Moorgate(ムーアゲート)」を取得したと発表した。
「55 Moorgate」は金融機関が集積するシティ地区の中心部に位置し、ムーアゲート駅から徒歩1分、バンク駅から徒歩3分と交通の利便性にすぐれた立地を誇る。地上6階、貸床面積 約6200平米のオフィスビルで現在は仏系の大手金融機関が、主要テナントとして入居している。
ヨーロッパでの不動産投資を強化
カジマ・ヨーロッパは、1980年代からヨーロッパで不動産事業を行っており、90年代からは英国PFI事業の開発・運営に取り組んできた。
近年ではウエスト・エンド地区で既存のオフィスビルを購入し、リニューアル工事やテナントの入れ替えなどを行うバリューアップ事業や、日系企業と共同でアセットマネジメント事業なども進めている。
今回の「55 Moorgate」の取得によって、これらの事業を新たにシティ地区にも拡大。今後は英国だけにとどまらず、欧州全域をターゲットとした不動産投資事業を積極的に展開していく方針だ。
(画像は、鹿島建設のホームページより)
▼外部リンク
鹿島建設株式会社のプレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201501/22a1-j.htm