アジア・中東での事業拡大に向けた戦略的パートナーシップ
三菱レイヨンは1月21日、日東電工と戦略的パートナーシップ合意書を締結したと発表した。
三菱レイヨンと日東電工が長年築いてきた、水処理事業における連携体制を強化し、中国やインド・中東地域などの水再生需要の高い地域でのシェア拡大を目指す。
新たな製品とサービスを積極展開
三菱レイヨンは水環境事業において、MBR(膜分離活性汚泥法)を使った再生水事業、産業・医療分野向けの中空糸膜フィルター「ステラポアー」、浄水器「クリンスイ」を主力製品としている。一方の日東電工は、逆浸透膜で世界的なシェアを誇る。
水処理分野では再生水の利用が、海水の淡水化に比べて低予算で導入できる上に、環境への負荷も少ないことから需要が伸びている。
このような状況を受けて、三菱レイヨンのMBR製品と日東電工の逆浸透膜を組み合わせた製品及びサービスを開発し、世界に向けて提案していく。具体的には今後5年以内に、1日の水処理量が5,000立方メートルの大型受注の目標件数を50件と掲げた。
(画像は、三菱レイヨンのホームページより)
▼外部リンク
三菱レイヨン株式会社のニュースリリース
http://www.mrc.co.jp/press/detail/20150121113604.html
三菱レイヨン株式会社
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