新ターミナルが完成
大成建設は、ベトナム社会主義共和国のハノイ市郊外で建設が進められていた、「ノイバイ国際空港第2旅客ターミナル」が完成し、1月4日、完成式典が開催されたことを発表した。
プロジェクトの概要
「ノイバイ国際空港第2旅客ターミナル新築工事」は、円借款を活用したプロジェクトで、大成建設とベトナム最大手の建設会社ビナコネックス社との共同企業体により、2012年2月から建設が進められ、約34カ月をかけ、昨年12月に竣工した。
既設のノイバイ国際空港に第2旅客ターミナルビルを新設するもので、地上4階・地下1階・RC+屋根S造、延べ床面積は152,153平方メートルの広さを誇る。
なお、第2ターミナルビルの供用開始により、現在の年間600万人から、最大1,600万人までの対応が可能になるという。
ベトナムの経済発展に貢献
式典には、ベトナム側からはグエン・シン・フン国会議長らのほか、日本側からは太田昭宏国土交通大臣らと共に山内社長が出席し、第2旅客ターミナルの完成を祝った。
なお、空港はベトナム北部の玄関口であり、主要な物流拠点であることから、観光や物流の面でベトナムの経済発展に大きく貢献するものと期待が寄せられる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大成建設 プレスリリース
http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2015/