静岡市最大のメガソーラーが稼働
JFEエンジニアリングは、10月8日、静岡県静岡市に自ら発電事業を行う大規模太陽光発電所(メガソーラー)「三保ソーラーパワー」を完成し、竣工式を執り行ったことを発表した。
今回の事業化は、静岡市が推進する再生可能エネルギー政策のもとに進められ、敷地の1部は市の「無償借地公園制度」の活用により、公園として開放される予定である。
(画像はニュースリリースより)
新発電所の概要
「三保ソーラーパワー」は、JFEソーラーパワー清水が、JFEエンジニアリング清水製作所跡地に建設した静岡市最大のメガソーラーだ。
出力規模は10MW、想定年間発電量は約900万kWhを見込み、発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)により中部電力に売電される計画である。
また、新発電所は、清水港みなと色彩計画推進協議会の協力により、景観に配慮した配色になっているのが特徴だという。
8カ所全てが稼働
JFEエンジニアリングは、メガソーラーによる発電事業化を進めており、今回の完成で合計8カ所全ての発電所が稼働したことになる。
同社は、太陽光、地熱やバイオマスを活用した発電プラントの技術・ノウハウをいかし、提供することで、今後も多様化する電力確保に取り組む方針だ。
▼外部リンク
JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2014/20141008094219.html