バイオマスプラント受注は4件目
JFEエンジニアリングは、9月12日、大分県佐伯市でバイオマス発電プラントのEPC(設計・調達・建設)を受注したことを発表した。
なお、2012年7月に再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)が施行されて以来、バイオマス発電プラントでは今回4件目の受注になるという。
(画像はニュースリリースより)
プラント概要
今回受注したのは、イーレックスニューエナジー佐伯が太平洋セメント大分工場佐伯プラント構内に建設を計画している発電プラントで、パーム・カーネル・シェルという、油やしの搾油時に発生する殻を主要燃料として発電するプラントだ。
燃焼ボイラには循環流動層ボイラ、燃料搬送設備を採用したことで、主要燃料の殻のほかに石炭を自由度の高い混合比で混焼することができるという。
なお、発電規模は50MW。発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用して、売電される計画である。
バイオマス発電の普及を推進
バイオマス発電は、再生可能エネルギーの中でも、太陽光発電などとは異なり、天候などに影響されずに24時間発電ができるのが特徴だ。
同社はこれまでの豊富なノウハウと実績に基づき、今後も最先端の技術によってバイオマス発電の普及に努めていく。
なお、新発電所の商業運転開始は2016年秋をめざす。
▼外部リンク
JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2014/20140912081807