新しい外壁剥落防止工法を開発
東邦レオ株式会社はマンションなどの既設建築物を対象とした、外壁剥落防止工法『エクセルピンネット工法』を開発し、発売する。
「エクセルピンネット工法」は、専用のステンレスアンカーや、特殊ガラスメッシュ、カチオン系ポリマーセメントモルタルを用いて仕上げ層を強固に固定し、安全性を確保する『リスク対策型』の外壁リニューアル工法。
(画像はプレスリリースより)
タイルの剥落防止と補修を同時に
外壁は平時であっても温湿度変化によって膨張や収縮してしまったり、モルタルが劣化することによって外壁タイルが落下してしまうことは少なくない。
そのため現在、国交省では老朽化対策として劣化してしまうタイルやモルタルの既存壁の維持・保全を重要な課題としている。
とくに地震などの災害被害が多い都市部や、通行人が多い場所を中心として、建物の劣化対策や耐震化だけではなく、外壁剥落のリスクを低減するための対策を行う必要が出ている。
これまでの対処法としては『劣化した外壁タイル』をその都度、補修する手法が一般的であった。しかしこの方法では補修費用は安価に済むのだが、多くなってしまうと「継ぎはぎ」部が多くなり、また未補修部分のリスクなども高まってしまうという問題点がある。
そのため東邦レオでは、外断熱市場大手の工事力と資材調達力を活かして、タイルの剥落防止と外壁補修を同時に行える外壁剥落防止工法『エクセルピンネット工法』を開発した。
▼外部リンク
東邦レオ株式会社
http://www.toho-leo.co.jp
プレスリリース(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID