MM21地区に新たな大規模オフィスが開業
清水建設は、5月7日、横浜市西区のみなとみらい地区(46街区)において開発を進めてきた大規模オフィスビル「横浜アイマークプレイス YOKOHAMA i-MARK PLACE」が同日、開業したことを発表した。
横浜アイマークプレイスは、清水建設が開発・運営を手掛けた複合商業施設「横浜ジャックモール(ウエスト棟)」跡地における再開発プロジェクトとして、2012年11月に着工したもので、今回のプロジェクトには約300億円が投じられたという。
(画像はニュースリリースより)
ecoBCPオフィスビルの特徴
東日本大震災後、みなとみらい地区で着工する初のテナントオフィスビルで、地上14階、塔屋2階、延べ床面積97,248平方メートルを有する。
省エネ・節電といった平常時の環境対策機能(eco)と非常時の事業継続機能(BCP)を備えたビルとして計画され、建物中央部に自然光を取り入れるセンターボイド(吹き抜け)、熱負荷を軽減するコンクリート庇、屋上に太陽光発電などを採用した。
また、免震構造の採用と非常用発電設備や電気室などを2階以上に設置することで、設備機器の転倒や浸水による電源喪失を防ぎ、停電した場合には、約3日間、電力を供給できるという。
地域貢献へ尽力
事務所スペース及び1階の商業施設への入居も決まっており、今後順次移転・開業の予定だ。
なお、非常時の帰宅困難者への対応として、約7,000人・日分の上水と下水槽を確保するなど、清水建設は、地域貢献にも努めていく。
▼外部リンク
清水建設・ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2014/2014007.html