広島市、広島市民球場周辺地区開発A地区の基本計画を承認

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広島市、広島市民球場周辺地区開発A地区の基本計画を承認

2014年01月11日 16:00

カープ屋内練習場、ゲストハウス型婚礼施設 、 分譲マンションを建設

広島市は1月8日、広島市民球場周辺地区開発について、事業者である三井不動産から提出されたA地区の基本計画(案)を、承認したことを公表した。

基本計画(案)では、カープ屋内練習場、ゲストハウス型婚礼施設 、 分譲住宅「ボールパークレジデンスⅡ 」を建設する。

年間を通じて賑わいのある「非日常的空間」を創出

A地区の事業コンセプトは、「躍動感」と「華やかさ」をキーワードとし、プロ野球が開催されない日も年間を通じて賑わいのある「非日常的空間」を創出することで「街の新しい機能付与」、「新たなライフシーンの発信」を実現させる。

各施設について、カープ屋内練習場は、三井不動産が土地を取得した後、広島東洋カープが再取得し、自ら施設の整備・運営を行う。特徴としては、練習場が見学できるギャラリースペースを設けることにより、ボールパークタウンの魅力と賑わいを創出。主にカープ球団1軍の練習場として利用し、野球の振興、普及のため、野球教室等を開催する。

施設規模は、敷地面積:6,230平米、延床面積:4,880平米、規模:鉄骨造、3階建、高さ:約18m。

ゲストハウス型婚礼施設は、三井不動産が土地を取得し、定期借地によりアイ・ケイ・ケイが自ら施設の整備・運営を行う。特徴としては、会場を貸し切った、アットホームな雰囲気と自由な演出を重視したウェディングスタイルを提供。敷地内に緑地や水盤を整備し、癒しと潤いが感じられる緑豊かな空間を実現。誰でも利用できるレストラン・カフェを併設し、年間を通じて賑わいを創出する。

施設規模は、敷地面積:7,470平米、延床面積:4,380平米、規模:鉄骨造、3階建、高さ:約13m。

「ボールパークレジデンスⅡ」は、三井不動産レジデンシャルが土地を取得し、建設、分譲を行う。特徴は、球場に隣接した希少価値のある分譲住宅。多様なニーズに対応した都市型居住空間を創出する。施設規模は、敷地面積: 4,510平米、延床面積:10,210平米、規模:鉄筋コンクリート造、15階建、高さ:約45mで、分譲戸数は112戸、計画居住人口は約400人となっている。

スケジュール(予定)は、カープ屋内練習場は平成26年4月着工、同年10月竣工(工期7か月)、ゲストハウス型婚礼施設は平成26年4月着工、平成27年1月竣工(工期9か月)、「ボールパークレジデンスⅡ 」は、平成26年7月着工、平成28年2月竣工(工期20か月)となっている。

▼外部リンク

 

広島市 「報道資料/広島市民球場周辺地区開発 A地区の基本計画について」
http://www.city.hiroshima.lg.jp

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