ベトナム政府は、国を挙げて、再生可能エネルギーの利用拡大を推進
2018年3月5日、日揮株式会社(以下、日揮)と同社のベトナム法人であるJGCベトナム社は、ベトナムTTCグループ傘下のザライ電力合弁会社が計画するメガソーラー発電所建設プロジェクト(以下、同プロジェクト)を受注したと発表した。
同国政府は、2011年に第7次電力開発計画(PDP7)を策定し、国を挙げて再生可能エネルギーの利用拡大を推し進めており、2030年までに太陽光発電の施設容量を12,000MWに引き上げる計画だ。
なお、TTCグループは、過去40年にわたって不動産・エネルギー・農業・教育・ホテル経営の分野で事業を展開し、150のグループ会社を有するコングロマリオットだ。
メガソーラー発電所建設プロジェクトの概要
同プロジェクトは、同国中南部に位置するザライ省クロンパ地区に、同国の一般家庭約47,000世帯分の年間使用電力量に相当する出力約49MW(交流)を有するメガソーラー発電所を建設するもので、同国最大級になる。納期は2018年秋になる。
同発電所で発電される電力の買取には、同国再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)が適用される予定。
なお、日揮グループは、同国において、これまでに2件の大型製油所建設プロジェクトに携わると共に、産業プラント分野を含む複数の中小プロジェクトを独自に遂行しているとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日揮 ニュースリリース
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/249