ライフデザイン・カバヤ株式会社は2日、広島県福山市南蔵王六丁目5-1にて建設中の自社事務所ビルのCLT構造見学会を、2月28日に開催すると発表した。
ライフデザイン・カバヤの福山支店として建設されているこの事務所ビルは、敷地面積が996.57平米、延床面積は786.91平米。同社が設計・施工を一貫して手掛けている。
その大きな特徴の1つが、CLTと鉄骨を併用したハイブリッド構造で建築されている点。現状CLTパネルのみではデザインに制約が生じることを鑑み、鉄骨を組み合わせて課題をクリアすることで、新たなデザインの創出を図った。
具体的には、面材耐力壁と水平構面をCLTパネルで構成し、ここに鉄骨梁を採用することで、接合部を強固なものとすることとあわせ施工性を向上。結果として、打ち合わせスペースとなる2階のボックス空間をV字柱のみで支えるとともに、大きく跳ねだした6mのキャンチレバーを採用した構成が可能となった。
また、内装面でも複数個所にCLTを用いることで、オフィスの内観に木ならではの柔和な印象を取り入れることにも成功しているという。
このたび開催される構造見学会は主に建築業界関係者を対象としたもので、9時、11時、13時、15時の各回60分4部制。定員は30名程度で完全予約制となっており、申し込みが定員に達し次第受付を締め切る。
申し込みに際しては、ライフデザイン・カバヤの特建事業部お知らせページ、ならびに一般社団法人日本CLT協会の最新情報を参照のこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ライフデザイン・カバヤ 特建事業部お知らせページ
https://lifedesign-kabaya.co.jp/tokken/news/355
一般社団法人日本CLT協会 最新情報
http://clta.jp/news/5592/