株式会社栄伸建設らでつくる企業グループが手掛けた東京都武蔵野市の複合施設、「QuOLa(クオラ)」が1月31日に竣工した。
このクオラは、武蔵野市によるPPP(パブリックプライベートパートナーシップ)事業として2016年6月に公募型プロポーザル形式で事業者が募集され、栄伸建設と株式会社ヴァーミリオン、および東急ファシリティサービス株式会社の3社からなる提案が採用されたもの。施設名称は「Quality of life」よりヒントを得たという。
また実際の選定にあたっては、武蔵境駅周辺の開発コンセプト「ふれあい、にぎわい、うるおい」を念頭に、3社グループが提案した「子育て世代を中心に、老若男女が集い、憩う、コト消費を中心としたテナント施設」という施設コンセプトが高く評価されたとのことだ。
武蔵野市境1-1-7に位置するクオラは鉄骨2階建てで、延べ床面積は約1,000平米。施設西側壁面には大型ビジョンが設置され、武蔵野市や武蔵野市観光機構、また消防、警察などからの情報発信に役立てられる。栄伸建設によれば、このような大型ビジョンの設置は武蔵境エリア初のケースであるという。
入居テナントとしては、武蔵野市役所業務の一部を担当する武蔵境市政センター、調剤薬局「稲垣薬局 クオラ 武蔵境店」および小児科内科クリニックをはじめ、
またBBQとグランピング体験ができる「QuOLaの庭 ~空と大地の恵みとBBQ~」、に加え、健康づくりや学びの場、放課後の居場所づくり等、幅広い世代の人々による活用が期待される「LIFE STATION(ライフ ステーション)」といったユニークなスペースも設けられるとのこと。
これらは一部が2月中旬よりサービスを開始し、おおよそ今年5月中までには各テナントが出そろう見通しとなっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社栄伸建設 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000031142.html