高齢化を背景に需要が高まっている有料老人ホーム
2018年2月1日、三菱地所レジデンス株式会社は、東京都杉並区において、「杉並区永福4丁目有料老人ホーム計画」(以下、同老人ホーム)を着工すると発表した
首都圏における新築分譲マンション市場は2000年の9万戸強をピークとして減少傾向にある一方、今般は、高齢化を背景に、「有料老人ホーム」の需要が高まっている。
このような状況で、同社は、有料老人ホーム開発事業(以下、老人ホーム事業)と、シェアハウス開発事業(以下、シェアハウス事業)をスタートさせる。
老人ホーム事業では、同社が建物を開発してオペレーター会社に賃貸する。また、シェアハウス事業では、「古い社宅を手放さず有効活用したい」という企業に対し、同社が社宅を一括賃借したうえで、シェアハウスにリノベーションしてオペレーター会社に運営を委託する。
有料老人ホーム開発事業「杉並区永福4丁目計画」の概要
同老人ホームは、京王井の頭線「西永福」駅から徒歩8分に位置し、敷地面積1,162.07平方メートルで、延床面積2,578.55平方メートル・地上5階・地下1階の鉄筋コンクリート造建物であり、面積19.93平方メートル~40.19平方メートルの居室が48室ある。
また、同老人ホームの運営事業者は株式会社チャーム・ケア・コーポレーションで、施設名称は「(仮称)チャームプレミア永福」であり、2019年3月に開業する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱地所レジデンス ニュースリリース
http://www.mec-r.com/news/2018/2018_0201.pdf