ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行っている、SBエナジー株式会社(東京都港区)と、三井物産株式会社(東京都千代田区)は、24日、北海道勇払郡安平町に、大規模太陽光発電所、「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」を設置し、共同で発電事業に参画することを発表した。
発電所建設の着工は、2013年10月中の予定。2015年度冬には運転開始することを目指すという。
(画像はプレスリリースより)
「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」は、株式会社苫東(北海道苫小牧市)が所有する、北海道勇払郡安平町遠浅の約166ヘクタールの土地に設置される。
最大出力規模は約111MW。初年度の年間予想発電量は約10万8,014MWhで、一般家庭が1世帯当たり年間3,600kWhの電力を消費すると仮定して計算した場合、約3万世帯分の年間電力消費量に相当する。国内最大級規模のメガソーラー発電所と言える。
運営は、SBエナジーと三井物産が50%ずつを出資して、2012年3月に設立した「苫東安平ソーラーパーク株式会社」(東京都港区、北海道勇払郡安平町へ変更予定)が行うことになっている。
SBエナジーは、今年の8月にも、栃木県矢板市の「ソフトバンク矢板ソーラーパーク」(第1基)の運転を開始したばかりだ。今後の展開が注目される。
▼外部リンク
北海道安平町でのメガソーラー発電所の建設について
http://www.sbenergy.co.jp/ja/news/press/2013/pdf/
SBエナジー株式会社
http://www.sbenergy.co.jp/
三井物産株式会社
http://www.mitsui.com/jp/ja/