株式会社一条工務店は1月8日、静岡県浜松駅北口に開発する商業・業務複合型の「タワーマンションプロジェクト」を含む「旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業」に着工した、と発表した。
旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業は、静岡県浜松市中区板屋町および旭町を再開発するものである。
当該地区は、戦災復興土地区画整理事業により基盤整備されたが、土地の合理的で健全な高度利用と都市機能の更新を図る目的で、1980年再開発推進協議会が設立され、B地区、C地区と段階的に整備された。
A地区は、整備が遅れていたが2016年10月再開発組合の設立認可により、今回の着工となった。
旭・板屋A-2地区には、敷地面積約3,600平方m、延べ面積約38,000平方mに、地上約118m、30階建の商業・業務複合型の超高層タワーマンションを建設する予定である。分譲マンションとしては、静岡県内最高層の高さになる、という。
安心・安全を目的に、建物構造は免震構造に制振装置を設置、非常用自家発電装置を整備し安全対策を行う。まるごと床暖房やディスポーザー等も設置し、快適な住まいを目指すという。また、敷地内に、非常用生活用水としても利用できる井戸を設置する予定とのこと。
1階・2階は店舗・事務所等の商業・業務施設、3階・4階はライブラリー・スタディコーナー・キッズルーム・トランクルーム等の住宅共用スペース、5階から30階は非分譲住戸を含み総戸数246戸の分譲マンションになる計画である。
工事の完了は2020年3月を予定し、住宅への入居時期は2020年6月を予定しているとのこと。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社一条工務店のニュースリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000030244.html