ラサール不動産投資顧問株式会社、三菱地所株式会社、株式会社NIPPOの3社は12月15日、神奈川県川崎市で共同開発のマルチテナント型物流施設「ロジポート川崎ベイ」に着工した、と発表した。
「ロジポート川崎ベイ」の事業主体は、ラサール不動産投資顧問、三菱地所、NIPPOの3社が共同出資する「東扇島プロパティー特定目的会社」である。
ロジポート川崎ベイは、神奈川県川崎市川崎区東扇島に位置し、首都高速湾岸線「東扇島」ICから約1.5kmと東京や横浜へのアクセスに優れ、物流拠点として最適な立地である。
また、施設周辺は、工業専用地域であるため24時間稼働が可能で、物流を機動的に行うことができる。
敷地面積は134,832.22平方m(約40,786坪)、延床面積は296,798.74平方m(約89,781坪)で、延床面積が国内最大級となる。
鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造で、制震構造の地上5階建のマルチテナント型物流施設である。
設計・監理・監修は株式会社久米設計、施工は株式会社大林組が担う。
施設には、2基のランプウェイを導入し、各階に着車することができる。また、大型車が128台待機できるスペースを確保し、一般車916台の駐車場を設置予定とのこと。
室内は約830坪から分割利用が可能で、冷凍冷蔵設備にも対応するという。省エネとして全館にLED照明を採用し、太陽光発電設備の設置も可能としている。また、BCP対策には、72時間対応の非常用発電設備を設置する。
施設の竣工は、2019年5月31日の予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱地所株式会社のニュースリリース
http://www.mec.co.jp/