2017年12月13日、森トラスト株式会社は、赤坂ツインタワー跡地を中心とした約5,000坪の敷地において推進している「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」(以下、同プロジェクト)の整備方針をまとめたと発表した。
同プロジェクトでは、日本の歴史文化に興味を持つ訪日外国人観光客に対応して、ジャパンブランド発信施設を整備し、国際級ホテルなど観光支援機能を導入して、国際競争力強化を推進する。
今後の手続きとして、東京都および港区の都市計画審議会により、東京圏国家戦略特別区域における特定事業として審議され、国家戦略特別区域会議によって区域計画が作成された後、内閣総理大臣による認定を受けることになる。
同プロジェクトでは、国際ビジネス拠点として訪日外国人が多く訪れる国際性が高いエリアであるとともに、赤坂氷川神社や大名屋敷跡など、江戸文化の名所が点在し多彩な文化・商業施設が集積する地域の特性を活かして、外国人のニーズを満たす歴史や文化を発信する施設や滞在施設を整備し、観光情報や移動手段を提供する。
また、広域的に電線類を地中化して歩行者ネットワークを強化して歩行者通路を整備するとともに、地形を活かした大規模な緑地を整備し、防災対応力を強化する。
同プロジェクトで建設予定の建物は、地上43階・地下3階/最高高さ約210mで、敷地面積約15,700平方メートル・延床面積約220,000平方メートルの鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造であり、事務所・ホテル・サービスアパートメント・店舗・展示施設・診療所等が入居する予定だ。また、工期は2019年度~2024年度の予定。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
森トラスト プレスリリース
http://www.mori-trust.co.jp/pressrelease/2017/20171213.pdf