東京貨物ターミナル駅を時代のニーズに合わせた物流拠点として整備し新たな鉄道貨物輸送需要を創出
2017年11月15日、日本貨物鉄道株式会社は、「東京貨物ターミナル駅高度利用プロジェクト」(以下、同プロジェクト)の第二段階となる「東京レールゲートWEST(以下、同施設)整備事業」について、設計・施工事業者募集のためのWTO国際競争入札を10月18日に官報公告のうえ開始し、2020年3月の竣工に向けて始動したと発表した。
同プロジェクトは、東京貨物ターミナル駅を時代のニーズに合わせた物流拠点として整備すると共に、新たな鉄道貨物輸送需要を創出していくことを目的とし、2014年6月に全体計画の設計を開始し、2015年8月に事業スキームを決定している。
また、同プロジェクトの第一段階となる「駅事務所他施設整備事業」において、鉄骨造 地上5階建の新駅事務所(事務所棟)と鉄骨造1層2段の立体駐車場(駐車場棟)は、計画通り11月末の竣工予定だ。
「東京レールゲートWEST」の新設について
同施設は、マルチテナント型物流施設「レールゲート」ブランドの1棟目となり、地上6階建の免震構造で、敷地面積約21,000平方メートル・延床面積約75,800平方メートルであり、東京港国際コンテナターミナルから約2km・羽田空港国内貨物地区から約2kmの立地だ。
着工が2018年8月、竣工が2020年3月の予定で、今後は、建設工事とあわせ、引き続きテナントリーシングを展開していくとのこと。
(画像はプレスリリースより)
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JR貨物 ニュースリリース
http://www.jrfreight.co.jp/