野村不動産グループのNREG東芝不動産株式会社は11月10日、同社の保有資産の有効活用策として、東京都中央区銀座の「銀座第二東芝ビル」を解体し「(仮称)銀座六丁目計画」の新築工事、および東京都台東区東上野において「(仮称)NREG上野ビル」の建設に着手した、と発表した。
「(仮称)銀座六丁目計画」の敷地は、東京都中央区銀座六丁目に位置し、外堀通り「銀座西五丁目」交差点の角地に位置する視認性の高い立地にあり、「銀座」駅から徒歩2分、「日比谷」駅から徒歩5分と交通利便性に優れたエリアである。
敷地面積約280平方m、延床面積約2,800平方m、鉄骨造、一部鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造、地下3階、地上11階、塔屋1階建で、物販・飲食を主とする商業用ビルを建設する。
通りからの存在感を最大化するため、外壁を連続曲面でデザインし、窓を市松状に配置した。
NREG東芝不動産が建築主となり、商業企画監修・設計監修は野村不動産株式会社、設計・監理は東急建設株式会社一級建築士事務所、デザイン監修は株式会社プランテック総合計画事務所、施工は東急建設株式会社が担当する。
2019年6月の竣工を目指し、2019年秋にオープンする予定である。
「(仮称)NREG上野ビル」は、台東区東上野に位置し、「上野」駅から徒歩3~5分で、観光資源が豊かな立地にある。国内外からの観光ニーズに応えるため、宿泊特化型ホテルとする。
敷地面積約970平方m、延床面積約4,900平方m、鉄骨造の地上10階建ホテルで、客室数は130室、うち約半数をダブルルームにする予定、とのこと。
NREG東芝不動産が建築主となり、設計・監理は清水建設株式会社一級建築士事務所、設計監修は野村不動産、施工は清水建設株式会社、が担う。ホテル経営・運営は、野村不動産と野村不動産ホテルズ株式会社が行う。
竣工は2018年10月、オープンは2018年秋の予定、とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
NREG東芝不動産のニュースリリース
http://www.nreg-tbc.co.jp/news/pdf/2017/171110.pdf