野村不動産株式会社は10月24日、東京都青梅市の東芝青梅工場跡地に大規模高機能型物流施設「(仮称)Landport青梅I」を着工した、と発表した。
計画地は、東京都青梅市末広町に位置し、圏央道「青梅」ICから約2.5km、国道16号から約3.2kmと交通利便性に優れた立地にある。周辺に多くの住宅エリアがあり、JR青梅線「小作」駅から徒歩約10分と、従業員確保にも優位である。
立地エリアは、東京都の液状化予測図で「液状化の可能性が低い地域」に区分されており、「青梅市防災マップ」においても浸水想定が無い地域のため、安全性が確保されている。
物流施設「(仮称)Landport青梅1」は、旧東芝青梅工場跡地の敷地約3.6万坪(約120,000平方m)を3分割したうちの1つに建設される。
敷地面積約40,000平方m、延床面積約61,000平方m、鉄筋コンクリート造と鉄骨造の3階建である。1階・2階のトラックバースは、10t車が同時に72台接車できる。トラック待機場には10台、乗用車の駐車場は185台収容できる。
倉庫内を含め全館LED照明の採用、施設の屋根に太陽光発電システムを導入予定で、環境負荷とランニングコストの削減を図るという。
また、従業員用に350人が同時使用できるカフェテリアを設置する。
設計施工は株式会社錢高組が行う。2018年11月末竣工予定とのこと。
「(仮称)Landport青梅1」は、既に日野自動車株式会社の1棟借上が決定しており、同社の専用部品センターとして使用する。
なお、残りの「(仮称)Landport青梅2」と「(仮称)Landport青梅3」は、2018年4月以降に着工する予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
野村不動産株式会社のニュースリリース
http://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2017102401345.pdf