旭化成不動産レジデンス株式会社は10月5日、「北中西・栄町地区市街地再開発組合」による滋賀県草津市のJR草津駅前の市街地再開発事業「北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業」が、2017年10月より本体工事着手に向け、10月5日に起工式を行った、と発表した。
滋賀県草津市のJR草津駅を中心とする市街地は、現在人口増加しているものの、将来の人口減少や少子高齢化に備え、「草津市中心市街地活性化基本計画」により5事業が実施されている。
JR草津駅は、京都へ20分、大阪へ50分で連絡し、県内最大の利用者数を誇る有数の駅である。しかし駅前は、老朽化した建物が密集し細分化されているため、土地の合理的で健全な利用が望まれている。
北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業は、草津市中心市街地活性化基本計画の1つに位置付けられた4つ目の事業である。駅前の失われた賑わいを取り戻すため、「賑わいプロムナードの創出」を目指し、商業・サービス施設の充実や、高齢者サポート機能の拡充を行う。
計画地は、滋賀県草津市大路1丁目に位置し、JR草津駅より徒歩3分の好立地である。
再開発事業では、敷地面積約5,700平方mに、延べ面積約39,900平方m、鉄筋造4階建の低層棟と鉄筋コンクリート造26階建の高さ約99mの高層棟を建設する。施工は、西松建設株式会社が担う。
高層棟の1~2階は店舗、3階は共用部、4~26階は住宅265戸で、低層棟は1~2階が店舗、3~4階はサービス付き高齢者向け住宅39戸となる。
旭化成不動産レジデンスは、高層棟のマンション床を取得し一般分譲する。また、低層棟のサービス付き高齢者向け住宅床を取得し、賃貸する予定という。
2018年春頃、分譲マンションの販売を開始し、2020年3月竣工予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
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旭化成不動産レジデンス株式会社のニュースリリース
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