戸田建設、国内初!USB3.1(TYPE-C)システムをホテルに導入

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戸田建設、国内初!USB3.1(TYPE-C)システムをホテルに導入

2017年10月05日 09:00

多くの電気機器がUSBパワーデリバリーに対応していくと予想

2017年9月26日、戸田建設株式会社(以下、戸田建設)は、株式会社村田製作所(以下、村田製作所)と、最新のUSB規格であるUSB3.1(TYPE-C)に対応した通信・電源システム(以下、同システム)を、国内で初めて「御宿 野乃 奈良(ドーミーイン和風プレミアムホテル)」(以下、同ホテル)に壁埋込型機器として設置したと発表した。

同システムの宿泊施設への導入は、訪日外国人客のニーズに着目したもので、システム全体の開発は村田製作所が担当し、建物への組込方法や必要事項を戸田建設と協議しながら進められた。

なお、戸田建設が、顧客である株式会社共立メンテナンスと株式会社共立エステートに、技術提案及び相談を行った結果、この新技術が同ホテルに採用されたとのこと。

USB3.1システム及びホテルについて

USB3.1(TYPE-C)は、2013年に発表された最新のUSB規格であり、通信速度は、最大10Gbpsで、圧縮されたデータで8K映像の伝送も可能になった。

さらに、薄いコネクタ形状で上下(表裏)の区分がなくリバーシブルで使用でき、USBパワーデリバリーに対応しているため、給電能力最大100Wで、多くの電力を必要とする携帯端末・ノートPC等への急速充電や、ディスプレイ等の大容量機器への双方向の情報通信及び電力供給が可能だ。

また、同ホテルは、地上8階・地下1階・客室数216部屋の鉄筋コンクリート造で、建築面積1,080.50平方メートル、延床面積6,957.00平方メートル、建物高さ25.88mであり、開業は2017年8月21日だ。

(画像は戸田建設公式ホームページより)

▼外部リンク

 

戸田建設 ニュースリリース
http://www.toda.co.jp/news/2017/20170926.html

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