エンパイヤ自動車株式会社と東京建物株式会社は9月25日、東京都中央区八丁堀において、共同開発のオフィスビル「エンパイヤビル」が竣工した、と発表した。
エンパイヤ自動車と東京建物は、共同で老朽化したビルの建替事業を実施した。
オフィスビル「エンパイヤビル」は、東京都中央区八丁堀2丁目に位置し、東京メトロ「八丁堀」駅から徒歩1分、JR「東京」駅から徒歩12分、東西線「茅場町」駅から徒歩4分と交通利便性の高いエリアにある。
敷地面積約1,600平方m、延床面積約12,800平方m、鉄骨造・鉄筋コンクリート造・1部鉄骨鉄筋コンクリート造の地上10階建、地下1階、塔屋1階、高さ約48mのオフィスビルである。1階は店舗、2階~9階はオフィスとなる。
オフィスは、入居企業のニーズに対応可能なワンフロア約323坪の整形無柱空間で、北側に貸室、南側に共用部を配置し、働きやすい環境を整えた。
建物構造は、耐震基準の1.5倍相当の高い耐震性能を確保し、最大72時間運転可能な非常用発電機を設置してオフィス専有部に対しても15VA/平方mの電源供給を可能とした。さらに、屋上にバックアップ対策として、テナント用非常用発電機設置スペースを確保しており、入居企業のBCPをサポートした。
基本設計・監修は株式会社久米設計、実施設計・監理は三井住友建設株式会社、施工は三井住友建設株式会社が担った。
エンパイヤビルはエンパイヤ自動車と東京建物の共同所有で、所有床の1部をエンパイヤ自動車の本社として使用する。それ以外は、東京建物が賃借し、全体的な賃貸管理運営を行うとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京建物株式会社のニュースリリース
http://pdf.irpocket.com/C8804/aRgx/ZGQ9/l7Dt.pdf