戸田建設他2社、宮城県の町営女川住宅に効率的なEMSを導入

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戸田建設他2社、宮城県の町営女川住宅に効率的なEMSを導入

2017年09月15日 14:00

エネルギーマネジメントシステムを女川住宅に導入

戸田建設株式会社は9月14日、長瀬産業株式会社および株式会社村田製作所と共同で、家庭用のエネルギーマネジメントシステム(EMS)を集合住宅向けに再構築し、宮城県の「町営女川住宅」に導入した、と発表した。

家庭用EMS、パワーコンディショナー、バッテリーを組み合わせ集合住宅用に再構築

宮城県女川町は、東日本大震災における津波の影響で、住宅を高台へ移転する計画を進めている。その1つ町営女川住宅は、自然エネルギーの効率的な利活用のための設備導入が求められていた。

施主が独立行政法人都市再生機構宮城・福島復興支援本部となり、戸田建設が設計施工した女川町営女川住宅は、宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原の高台にあり、2棟の集合住宅である。

1号棟は、建築面積約815平方m、延床面積約1,686平方m、鉄筋コンクリート造の高さ約10m、地上3階建で、住戸数は19戸。

2号棟は、建築面積約1,074平方m、延床面積約4,602平方m、鉄筋コンクリート造の高さ約19m、地上6階建で、住戸数は67戸。

2棟の住宅に導入したEMSは、村田製作所と長瀬産業が共同開発した、エネルギーを効率よく管理する家庭用のEMS「エネイース」に、パワーコンディショナーやリチウムイオンバッテリーを複数組み合わせることで大規模施設向けに再構築したもの。

町営女川住宅は、最初の導入物件になるという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

戸田建設株式会社のニュースリリース
http://www.toda.co.jp/news/2017/20170914.html

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