建て起こし作業が簡単に行える「スジカイ君」
大東建託は9月13日、伸縮式鋼製仮筋交い金具「スジカイ君」を本格導入し、全国の新築工事現場での運用を開始すると発表した。
「スジカイ君」とは、ツーバイフォーなど木造建築の工事現場において、壁を垂直に建て起こすために使う仮筋交いの代わりとなる製品。これまでの木製の仮筋交いとは異なり、伸縮するのが特徴だ。これによって垂直の調整が容易に行えるため、これまで一人では困難だった建て起こし作業が一人でも可能となった。
鋼製なので繰り返し使用できるため、余分な廃材が発生しないのも大きな特徴だ。軽量で伸縮するので狭い場所でも使用でき、携帯性にも優れる。
また、これまで建て起こした壁を「押す」ことができる既製品は販売されていたが、「引く」ことができる鋼製筋交いは業界初となる。
社員の声をもとに製品化
「スジカイ君」は大東建託グループが取り組んでいるTQC活動から誕生した。
大東建託グループが2016年12月に開催した第19回TQC全国大会において、最優秀賞である「社長賞」を獲得した、岐阜支店のサークルが提案したもの。
という提案が評価され、今回の製品化が決定した。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大東建託株式会社のプレスリリース
http://www.kentaku.co.jp/