2017年8月1日、清水建設株式会社は、投資開発事業の一環として、横浜みなとみらい21地区における大規模賃貸オフィスビル開発の第2弾となる「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」(以下、同プロジェクト)の建設工事に着手したと発表した。
建設地の「みなとみらい21中央地区54街区」は、横浜高速鉄道みなとみらい線新高島駅の直上に位置し、JR横浜駅からペデストリアンデッキで接続されており、徒歩7分で、羽田空港までも約30分で、利便性の極めて高い場所に立地している。
同プロジェクトでは、フレキシビリティ、環境、ウェルネス、事業継続性に対応した付加価値の高いオフィスを提供するとのこと。
建物の規模は、免震構造を採用した鉄骨造の地上19階で、延床面積約102,000平方メートルだ。総投資額は約550億円であり、同社単独の開発プロジェクトとしては最大だ。
オフィスの構造は、最大約1,400坪の大空間のフロアを確保し柔軟なレイアウトができる「フレキシビリティ」を特徴とする。
また、最高天井高3,500mmの広々とした空間と1平方メートル当たり1,000kgの床荷重に耐えられるヘビーデューティーゾーンや給排水対応設備を備えた「フレキシブルフロア」を計4フロア設けており、研究開発施設やショールーム等の多様なニーズに対応できる。
さらに、1・2階の低層部には、店舗や託児施設やカンファレンス施設を設置して入居企業の日常生活やビジネスシーンをサポートするとともに、敷地内には緑豊かな外部空間を設けてリラックスできるビジネス環境を提供する。
なお、コジェネレーションシステムや中圧ガスを利用した非常時電源供給を備えており、非常時には広場やカンファレンス施設を開放し、帰宅困難者の受入れや防災備蓄品・災害情報の提供を通じて、地域に貢献する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
清水建設 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2017/2017019.html