ラサール インベストメント マネージメント インクと三菱地所株式会社が共同で開発していたマルチテナント型物流施設「ロジポート相模原」が、8月30日に竣工した。
相模原エリアは、首都圏中央連絡自動車道の「相模原愛川インターチェンジ」が開通し、東名高速道路と直結したことによって、アクセスが向上した。また今年度中には中央自動車道・関越自動車道とも接続するため、物流の適地として注目されている。
「ロジポート相模原」は、延床面積約210,828m2の国内最大級のマルチテナント型物流施設だ。竣工時点で、荷主企業に代わり、物流業務の一部またはすべてを受託し、実行する3PLや、企業、大手デジタル機器メーカー等の入居が決定しており、内定率は約60%となっている。
(画像はニュースリリース)
防災面は、建物以外にもランプウェイが免震構造となっているため、非常用発電機の設置や、水・食糧・毛布等の備蓄庫の設置し、災害リスクを軽減している。
また環境面においては、LED照明の採用や、断熱性の高いサンドイッチパネル・ダブル折板の導入等、様々な環境配慮に取り組んでいる。そのため国内トップクラスの環境への配慮がされている物流施設として、株式会社日本政策投資銀行による「DBJ Green Building 認証制度」で最高位を取得した。
「DBJ Green Building認証制度」は、環境や社会への配慮が優れた不動産を対象として、「環境性能」「リスク管理」「周辺環境との関わり」「テナント等との連携」等を評価視点とする認証制度だ。
ラサールと三菱地所は、共同開発している「(仮称)ロジポート橋本」を、今年10月に着工する予定となっており、両社の不動産ノウハウやネットワークを活かして開発を行っていく。
▼外部リンク
ロジポート相模原
http://logi-port.com/leasing/sagamihara.html
ラサール不動産投資顧問 三菱地所 ニュースリリース
https://www.mec.co.jp/news/archives/mec130904_logiport_sagamihara.pdf