名古屋地区で27年ぶりの冷蔵倉庫を新設
食品販売事業および冷蔵倉庫業を行う横浜冷凍株式会社(ヨコレイ)は6月30日、愛知県名古屋市において、名古屋地区で27年ぶりの冷蔵倉庫となる「名港物流センター(仮称)」を新設する、と発表した。
収容能力は、F級とC級を併せ約22,300t
名港物流センター(仮称)は、愛知県名古屋市港区築地町に位置し、敷地面積約10,500平方mに、延床面積約20,600平方mの鉄筋コンクリート造、4階建の施設である。
収容能力は、F級(フリーザー級)が約21,430t、C級(クーラー級)が約870tの合計約22,300tである。
名港物流センターは、環境に悪影響を及ぼすフロンガスを冷媒に使用せず、自然冷媒のアンモニア(NH3)と2酸化炭素(CO2)を組み合わせた貨物にやさしい自然対流方式の高効率冷却システムを導入する。
プラットホーム内を陽圧化し、廃熱を利用して除湿を行う「ハイブリッドデシカント陽圧システム」を設置し、高品質管理を行う。
フォークリフトなどを使った入出庫作業を円滑にするため、小口の荷物などにも迅速対応が可能な電動式移動ラックとカーゴナビゲーションシステムとを連動させ、庫内作業時間の短縮化を図る。
施設屋上には、太陽光発電システムを設置し、環境にやさしい冷蔵倉庫である。
竣工は、平成30年11月の予定、とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
横浜冷凍株式会社のニュースリリース
http://www.yokorei.co.jp/news/2017/0630_000791.html