東京流通センター、東京・大田区で大型マルチテナント型物流施設「物流ビルB棟」竣工

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東京流通センター、東京・大田区で大型マルチテナント型物流施設「物流ビルB棟」竣工

2017年07月04日 10:00

次世代・都市型物流施設として「物流ビルB棟」が竣工

株式会社東京流通センター(TRC)は6月30日、東京・大田区平和島において、次世代・都市型物流施設として、大型マルチテナント型物流施設「物流ビルB棟」が竣工した、と発表した。

賃貸借室の1フロアの最大は都内湾岸部最大級の6,720坪

TRC物流ビルB棟は、大田区平和島6丁目に位置し、東京都心から約10km、羽田空港から約2.6km、近くに大井ふ頭もあるため、首都圏広域・全国・国際配送に優れた好立地にある。

TRCは、2015年8月より構内再開発第一弾として「物流ビルB棟」建替計画を進め、2017年6月30日竣工した。

プロジェクトマネジメント支援は三菱地所株式会社、設計・施工は株式会社大林組、設計監修・工事監理監修は株式会社三菱地所設計がそれぞれ担った。

物流ビルB棟は、延床面積約171,300平方m(約51,800坪)のSRC-S造免震構造で、6階建の大型マルチテナント型物流施設である。1~6階に2基の大型車両対応ランプウェイを備える

床荷重は1.5t/平方m、有効天井高は梁下5.5m、柱スパンは10m×11mと大空間で、用途に合わせ自由なレイアウトが可能である。

電気容量は、100V電源が1区画約28kVA、200V電源が1区画約63kVA、と十分な容量を確保した。

賃貸面積は、約130,500平方m(約39,500坪)。賃貸借室の基本区画は430坪、1フロアは最小160坪から、都内湾岸部最大級の最大6,720坪で、使い方に合わせた組み合わせが可能である。

DBJGreenBuilding認証の最高評価5つ星を取得

施設の外廊下に、総計3kmの歩行者専用道を設置して歩行者と車両を完全に分離し、安全性と物流業務の効率化を図った。

建物の免震装置下のマットスラブに、大林組の開発した低炭素型コンクリート「クリーンクリート」を採用したことで、一般のコンクリートに比べCO2排出量を約80%削減したとのこと。

施設には、飲食店舗や休憩スペースを設け、快適な就業環境を提供した。

また、物流ビルB棟は、株式会社日本政策投資銀行の「DBJGreenBuilding認証」で、最高評価である5つ星「国内トップクラスの卓越した環境・社会への配慮がなされたビル」を取得したとのこと。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

株式会社東京流通センターのニュースリリース
https://www.trc-inc.co.jp/

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