野村不動産株式会社、株式会社コスモスイニシア、株式会社長谷工コーポレーションの3社は6月20日、千葉県千葉市における「若潮ハイツマンション建替え事業」に関して、マンション建替組合設立の認可を6月1日千葉市長より受け、6月18日建替組合設立総会が開催された、と発表した。
若潮ハイツマンション建替え事業は、千葉県千葉市美浜区真砂二丁目に、1973年若潮国体の選手村として整備された全13棟、住居数500戸の団地「若潮ハイツ」を、2つの敷地に分けて9棟のマンションを建設するものである。
マンション建替え事業としては、千葉県内最大規模になるという。
「若潮ハイツ」は、建物の老朽化が著しく、2016年12月所有者による多数の賛成を得て、一括建替えの決議が成立した。
事業計画は、団地の敷地をA敷地とB敷地に2分割し、A敷地においては3社がマンション建替え事業を実施して、保留床を取得する。B敷地は、若潮ハイツマンション建替組合から3社が買取り、分譲マンション事業を行う。
A敷地には、面積約13,957平方m、建築面積約6,049平方m、延床面積約38,866平方mのRC造の地上14階建、戸数397戸のマンションを建設する。
B敷地には、面積約23,309平方m、建築面積約9,166平方m、延床面積約60,716平方mのRC造、地上14階建、戸数612戸の分譲マンションを建設する予定である。
全体では、敷地面積約37,266平方m、建築面積約15,215平方m、延床面積約99,582平方mのマンション1,009戸を建設する予定である。
工事は、空室の多いA敷地から始める。これにより、ほとんどの所有者が工事中であっても同じ住居に住むことができ、マンション建設完了後は1回の引越しで新マンションへ転居できるという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
野村不動産株式会社のニュースリリース
http://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2017062001285.pdf