三井ホーム北海道、木造枠組壁工法による高齢者用緩和ケア複合医療施設が完成

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三井ホーム北海道、木造枠組壁工法による高齢者用緩和ケア複合医療施設が完成

2017年06月20日 14:00

緩和ケア複合医療施設「恵庭コミュニティービレッジピッセ」の建設完了

三井ホーム株式会社は6月19日、北海道恵庭市において、グループ会社の三井ホーム北海道株式会社が6月23日に緩和ケア複合医療施設「恵庭コミュニティービレッジピッセ」の建設を完了する、と発表した。

全て木造建築!サービス付き高齢者向け住宅棟、クリニック棟、デイケア棟

事業主の医療法人社団緩和ケアクリニック・恵庭は、高齢者に在宅での24時間緩和ケアと住宅を提供するため、北海道恵庭市白樺町に所有する約22,000平方mのうち約6,000平方mを使って、緩和ケア複合医療施設「恵庭コミュニティービレッジピッセ」の開発を行った。

「恵庭コミュニティービレッジピッセ」は、敷地内に、サービス付き高齢者向け住宅棟、クリニック棟、デイケア棟の3棟を集約した施設である。

三井ホーム北海道は、事業主の要望により、高齢者が最後まで安心して暮らせる環境を整えるため、3棟全てを木造建築とし、木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)で構築した。

三井ホームの木造枠組壁工法は、木のぬくもりと高い断熱性をもつため、心身のケアとヒートショックの予防が可能である。また、鉄筋コンクリート造と比べトータルコストを約15~20%削減できるという。

高齢者住宅棟は、敷地面積約3387平方m(約1025坪)、建築面積約667平方m(約202坪)、延床面積約998平方m(約302坪)の2階建の木造建築物で、部屋数は26室である。

クリニック棟は、敷地面積約1640平方m(約469坪)、建築面積約167平方m(約51坪)、延床面積約245平方m(約74坪)の2階建の木造建築物である。

デイケア棟は、敷地面積約922平方m(約279坪)、建築面積約252平方m(約76坪)、延床面積約252平方m(約76坪)の平屋木造建築物である。

高齢者に包括的コミュニティーの場を提供

医療法人社団緩和ケアクリニック・恵庭は、さらに残りの敷地約16,000平方mに、小規模多機能施設、サービス付き高齢者向け住宅、戸建賃貸住宅の新設等を計画しており、介護が必要な高齢者に社会と関わる包括的コミュニティーの場を提供したいとのこと。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

三井ホーム株式会社のニュースリリース
http://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2017/20170619.pdf

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