東京建物株式会社の子会社東京建物シニアライフサポート株式会社は5月16日、東京都世田谷区において、東京都の「公営企業用地を活用した福祉インフラ整備事業」の第1号案件として「グレイプス用賀」を5月19日開業する、と発表した。
東京都は、2017年2月「都有施設等総合管理方針」を策定し、老朽化した都営住宅や公社住宅の建替えに伴い創出される用地のうち、福祉インフラ整備への活用が見込まれる用地を選定し、定期借地契約等による民間への貸し付けを行う、としている。
グレイプス用賀は、東京都世田谷区用賀3丁目の東京都交通局の職員寮跡地に位置し、東急田園都市線「用賀」駅から7分、「桜新町」駅から徒歩9分の交通利便性の高い好立地である。
東京都より借り受けた敷地面積約3,526平方mに、延床面積約8,467平方m、鉄筋コンクリート造の6階建ビルを建築し、サービス付き高齢者向け住宅を提供する。住戸数120戸の間取りは、1R54戸、1LDK37戸、2LDK29戸である。
敷地内には、福祉インフラ施設の整備促進を行うため、訪問看護事務所、居宅介護支援事務所、看護小規模多機能型居宅介護事業所、訪問看護事務所、認可保育園などを整備した。
設計と管理は株式会社IAO竹田設計、施工は株式会社フジタが行い、3月31日竣工した。
事業主は東京建物、貸主・運営は東京建物シニアライフサポート、建物管理は東京建物アメニティサポートが担当する。
また、医療法人社団はなまる会および株式会社やさしい手と医療提携している。
(画像はプレスリリースより)
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東京建物株式会社のニュースリリース
http://pdf.irpocket.com/C8804/wReJ/pWME/oqLg.pdf