三菱地所、高さ約390m!日本一の大規模複合再開発に向け始動

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三菱地所、高さ約390m!日本一の大規模複合再開発に向け始動

2017年04月19日 05:00

第一弾、D棟新築工事に着手

三菱地所株式会社は4月17日、東京駅日本橋口前に位置する常盤橋街区において「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」の第一弾として、D棟(下水ポンプ所)新築工事に着手した、と発表した。

下水ポンプ所を新設

再開発事業は、東京都千代田区大手町二丁目および中央区八重洲一丁目において、敷地面積約31,400平方mに、10年超の事業期間をかけて総延面積約680,000平方mの4棟のビル開発を進める計画で、東京駅周辺で最大規模の開発となる。

再開発事業の第一弾として、常盤橋街区の北側に位置するD棟に、地下および低層階に下水ポンプ所を新設する。D棟は、1964年日本ビルの地下に設置された東京都下水道局銭瓶町ポンプ所に替わるもので、別棟化し機能更新を図るという。

敷地面積約3,800平方mに、延床面積約30,000平方mの地下が鉄骨鉄筋コンクリート造の3階、地上が鉄骨造の9階建、高さ約65mのビルを建設する。

設計は株式会社三菱地所設計、工事監理は株式会社三菱地所設計と日本水工設計株式会社、施工は三井住友建設株式会社がそれぞれ担う。

工期は、2017年4月末~2021年12月末の予定。

完成後、D棟は東京都下水道局の所有となり、地上階は主に東京都下水道局の事務所になる予定。館内の空調システムには、下水熱を利用し、環境負荷の低減を図るという。

D棟2階テラスと屋上を緑化し、再整備される常盤橋公園と一体となって緑の賑わいを作り出すとしている。

2018年1月高さ200m超のA棟、2023年高さ約390mのB棟の新築工事に着工予定

今後、2018年1月に高さ200m超のA棟の新築工事、2023年に高さ約390mのB棟の新築工事に着工予定で、2027年度のC棟を含む街区全体の竣工を目指すという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

三菱地所株式会社のニュースリリース
http://www.mec.co.jp/

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