国土交通省は4月3日、都市再生特別措置法第96条の規定により、株式会社庄交コーポレーションが鶴岡市内で行う民間誘導施設等整備事業計画「東京第一ホテル鶴岡他改修事業」を認定した、と発表した。
認定を受けた民間事業は、都市再生特別措置法に基づき、金融支援・税制支援などを受けることができる。
東京第一ホテル鶴岡他改修事業の計画地は、山形県鶴岡市錦町にあり、鶴岡市の立地適正化計画で指定された都市機能誘導区域内で「誘導施設」として設定された。
老朽化した3施設、集会機能を備えたホテル「東京第一ホテル鶴岡」、バスターミナルを備えた商業施設「S-MALL」、スポーツ施設「プラスワンつるおか」を大規模改修し、地域の生活利便性の向上、中心部の賑わいの創出、公共交通のネットワーク強化、耐震改修による防災性の向上などを図る。
東京第一ホテル鶴岡は、敷地面積2,793.32平方m、延べ面積7,377.72平方m、建築面積13,684.59平方mの鉄骨鉄筋コンクリート造、地上11階のホテル。また、敷地面積4,191.31平方m、延べ面積8,427.98平方m、建築面積16,109.85平方mの鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階・地上11階ビルにオフィスとホテルが入居する。
S-MALLは、敷地面積19,005.12平方m、延べ面積19,201.34平方m、建築面積10,602.47平方mの鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、地上4階の商業施設で、小売店舗、スーパー、飲食店などが入居する。
バスターミナルは、敷地面積19,005.12平方m、延べ面積1,099.28平方m、建築面積1,269.34平方mの鉄骨造、地上1階の施設である。
プラスワンつるおかは、敷地面積2,903.69平方m、延べ面積5,044.84平方m、建築面積1,976.44平方mの鉄骨造、地上5階のスポーツ施設で、アスレチック、テニス、ラケットボールなどを楽しむことができる。
事業の施行期間は、平成29年1月16日~平成30年4月30日である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のニュースリリース
https://www.mlit.go.jp/common/001179963.pdf