大和ハウス工業株式会社は3月17日、兵庫県神戸市において、2014年に一部が改正された「マンションの建替え等の円滑化に関する法律(マンション建替え円滑化法)」を活用した分譲マンション「プレミスト六甲道」を2017年2月16日に竣工し、3月25日より引き渡しを開始する、と発表した。
「プレミスト六甲道」は、兵庫県神戸市灘区森後町に位置し、JR東海道本線「六甲道駅」から徒歩3分、阪急神戸線「六甲駅」から徒歩7分、と交通利便性の優れた好立地にある。
1981年敷地面積1,295.72平方mに、延床面積2,802.87平方mで建設された地上5階建、総戸数36戸の分譲マンション「宮前グリーンハイツ」を、マンション建替え円滑化法の活用により建替えた分譲マンションである。
「宮前グリーンハイツ」は、建設から30年以上経過し、設備の老朽化・バリアフリーの未整備・低耐震性などの問題があった。
マンション管理組合は、2013年6月総会において「マンション再生推進決議(建替え推進決議)」を可決し、居住性能や資産価値の向上が見込める分譲マンションへ建替えを行うことにした。
大和ハウス工業は、居住者に仮住まいの斡旋・引っ越し支援・介護支援などを行い、旧マンションを解体し、2015年9月新マンションに着工した。
2017年2月に竣工した「プレミスト六甲道」は、旧マンションのほぼ2倍の延床面積5,617.77平方mで、鉄筋コンクリート造の地上14階建、総戸数69戸の分譲マンションに生まれ変わった。
マンションの売主は大和ハウス工業、設計・監理は株式会社ユーデーコンサルタンツ、施工は青木あすなろ建設株式会社が行った。
「プレミスト六甲道」は、専有面積43.50~72.74平方m、税込み販売価格3,630万円~6,600万円。42戸の分譲物件を、2016年3月から販売開始したところ4月には完売した。
大和ハウス工業は、2020年度売上高100億円、年間200戸の建替え分譲マンションの供給を目指すという。
(画像はプレスリリースより)
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大和ハウス工業株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/a/?c=2296&r=760&f=d2296-760-pdf-0.pdf