国土交通省は2月23日、三菱地所株式会社の国家戦略民間都市再生事業「常盤橋街区再開発プロジェクト」が都市再生特別措置法第21条第1項の認定を受けた、と発表した。
計画の認定を受けた民間事業者は、都市再生特別措置法に基づく金融支援等、租税特別措置法・地方税法に基づく支援措置等が受けられる。
常盤橋街区再開発プロジェクトは、東京の都市再生に貢献することを目的としている。
再開発をしつつ段階的な建替を行い、都心の重要なインフラの機能を停止することなく、東京の都市戦略「世界をリードするグローバル都市の実現」を目指し、世界に誇れる国際競争力強化のためのビジネス拠点開発を行うものである。
東京都千代田区大手町、中央区八重洲の敷地面積約31,400平方mに、4棟のオフィスビルを建設する。
A棟は、建築面積約3,900平方m、延べ面積約142,600平方mで、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造の地上37階、地下5階、塔屋2階。用途は、オフィス、店舗等、駐車場など。2021年前半に竣工予定。
B棟は、建築面積約13,000平方m、延べ面積約483,300平方mで、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造の地上61階、地下5階、塔屋1階。用途は、オフィス、ビジネス交流施設、店舗等、都市観光施設、駐車場など。2027年中頃に竣工予定。
C棟は、建築面積約900平方m、延べ面積約21,500平方mで、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造の地上1階、地下4階。用途は、店舗等、変電所、駐車場など。また、大規模広場を設ける。2027年中頃に竣工予定。
D棟は、建築面積約2,900平方m、延べ面積約27,400平方mで、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造の地上9階、地下3階、塔屋1階。用途は、オフィス、下水ポンプ場、駐車場など。2021年後半に竣工予定。
2017年4月1日に着工し、すべてビルの工事完了は2027年9月30日を予定している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/common/001173488.pdf