三菱地所株式会社は2月13日、東京都千代田区大手町一丁目において開発した「大手町パークビルディング」が1月31 日竣工し、2月13日に竣工式を行った、と発表した。
大手町パークビルディングの完成により、三菱地所が手掛けた大手門タワー・JX ビルと大手センタービルと共に、大手町ホトリア街区が完成したことになる。
大手町パークビルディングは、東京都千代田区大手町一丁目に位置し、東京メトロ千代田線・半蔵門線・丸ノ内線・東西線、都営地下鉄三田線の地下鉄5路線の大手町駅に直結し、交通の利便性が高い。
敷地面積約9,300平方m、延床面積約151,700平方mに、事務所・店舗・サービスアパートメント・地域冷暖房施設・保育所・駐車場等の用途を備えた複合ビル。
地下5階、高さ約150mの地上29階、塔屋2階の建物。地下は一部鉄骨造の鉄骨鉄筋コンクリート造、地上は一部CFT柱の鉄骨造で、制震構造をもつ。
設計と監理は株式会社三菱地所設計が行い、株式会社竹中工務店が施工した。
大手町パークビルディングは、1フロア約3,430平方mの整形無柱大空間を確保した大規模最新鋭オフィス、多様な働き方を支援するオフィスサポートフロア(5月オープン予定)、サービス機能付小規模オフィス(4月オープン予定)を整備したThe Premier Floor Otemachiなどの多様なオフィス機能を完備している。
シンガポールのアスコット社が、日本で初めてサービスアパートメントの最上級ブランド「アスコット」を出店し、「アスコット丸の内東京」で大手町初の住機能を実現した。3月30日開業予定。
皇居周辺の自然との調和を考慮したホトリア広場は、緑豊かな広場で、生物多様性に配慮したコミュニティ広場である。
三菱地所は、これらの住居・商業ゾーンを備えた複合ビルとして、大手町の国際金融拠点として、都市機能の強化を目指すという。
(画像はプレスリリースより)
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三菱地所株式会社のニュースリリース
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