銀座六丁目10地区市街地再開発組合は2月1日、銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業「GINZA SIX」の竣工式を行った、と発表した。
商業施設と観世能楽堂の開業は、2017年4月20日の予定。
「GINZA SIX」は、「松坂屋銀座店」の跡地を含む街区と隣接街区からなる約1.4haを、一体的に再開発する事業である。
東京都中央区の銀座六丁目10地区において、敷地面積約9,080平方m、延床面積約148,700平方mに、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造の地下6階、地上13階、高さ約56mの複合ビルを建設する。
設計は鹿島建設株式会社と谷口建築設計研究所からなる設計共同体、外装意匠統括は谷口建築設計研究所、施工は鹿島建設株式会社が行う。
「GINZA SIX」は、銀座エリア最大の複合施設として、銀座中央通りに面して間口約115m、奥行約100mの広さを誇る。
商業施設は、面積約47,000平方m、241店舗と銀座エリア最大規模となる。オフィスも、1フロア貸室面積約6,140平方mと都内最大級である。また、日本の伝統文化を発信する施設「観世能楽堂」を配置した。
「GINZA SIX」は、地域に開かれた場所として、屋上庭園、安全で快適な交通・歩行者ネットワーク、非常用発電設備や防災備蓄倉庫等の防災支援機能を整備し、東京を代表する国際的な街「銀座」における新たな磁力となる。
「銀座」の歴史性・革新性を引き継ぎ、銀座6丁目の象徴として、五感を超越した新たな価値をもたらす6つ星級の施設を表現している。
(画像はプレスリリースより)
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