住友林業、同社初の木造小学校校舎、東松島市立宮野森小学校が竣工

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住友林業、同社初の木造小学校校舎、東松島市立宮野森小学校が竣工

2016年12月21日 13:00

木造小学校校舎を建設

住友林業は12月19日、宮城県東松島市立宮野森小学校が12月20日竣工、と発表した。

住友林業初の木造小学校校舎で、施工した中で最大規模の中大規模木造建築物。

地元東北の木材を多用

宮野森小学校は、東日本大震災後、新たに宮城県東松島市野蒜ケ丘の高台に造成した街区の里山に近い敷地に建設。コンセプトは「森の学校」。

建築面積3,729.02平方メートル、延床面積4,035.31平方メートルの木造平屋建(一部2階建)、鉄骨造(一部RC造)の建物。電気・設備工事含む総工費は、約18億円。

設計と監理は株式会社盛総合設計、建築工事は住友林業、電気設備は株式会社ユアテック、機械設備は山下設備工業株式会社が担当した。

構造材には、主に地元東北材のスギの無垢材を使用し、全面的に木が露出する木質感あふれる空間とした。

校舎には、約5000本の無垢材を用い、宮城県初の校舎・屋内運動場共に木造の小学校。東北材を活用し、地域林業の活性化にも寄与した。

教室は、山側に大きな開口部を設けて、開放感の中で学べる環境を整備した。

教室棟、管理棟、図書棟、屋内運動場、プール棟など各棟を結ぶ渡り廊下は鉄骨造または鉄筋コンクリート造で、校舎全体がつながる回遊性を有し、同時に耐火区画としての機能も果たしている。

新校舎は来年1月10日開校

2015年9月25日に着工し、竣工は2016年12月20日の予定。

小学校は、6年生のみ2クラスで他の各学年は1クラスずつの構成で、開校時の児童数は143名。

生徒たちは、2017年1月10日から学べる予定である。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

住友林業株式会社のニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2016/2016-12-19.html

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