東京建物株式会社と株式会社サンケイビルは12月8日、「(仮称)豊島プロジェクト」の東京都豊島区庁舎跡地(A敷地)における新築工事に着手した、と発表した。
豊島公会堂跡地(B敷地)における新築工事は、新ホール棟として平成29年1月に着手予定。
(仮称)豊島プロジェクトは、「誰もが輝く劇場都市」をコンセプトに、池袋エリアの国際競争力を大きく強化し、豊島区が掲げる「国際アート・カルチャー都市」のシンボル的なプロジェクトとして位置づけられている。
豊島区庁舎跡地のA敷地には、東京・池袋の新たなランドマークとなる超高層ビル(オフィス棟)の建設を予定。
池袋エリア最大級の大規模・高規格オフィスを整備し、国際的な企業を誘致して、池袋の新たなビジネス拠点を形成する。低層部分には、にぎわい空間として、シネマコンプレックスや多彩な商業店舗を整備する。
オフィス棟は、敷地面積3,619.67平方メートル、延床面積約68,600平方メートルの鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄筋コンクリート造)の地上33階、地下2階、高さ約158メートルの複合ビル。
建物の1階は店舗、2~6階は映画館、7~32階のオフィスにはワンフロア約500坪の使いやすい整形無柱空間を整備した。
鹿島建設株式会社一級建築士事務所が設計し、鹿島建設株式会社が施工する。
オフィス棟の竣工は、平成32年5月の予定。
オフィス棟、新ホール棟ともに高い耐震性能をもち、72時間運転可能な非常用発電機を備え、防災設備・施設を整備し、両棟が連携して池袋の防災機能強化の役割を担う計画である。
(画像はプレスリリースより)
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東京建物株式会社のニュースリリース
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